障害者や高齢者がどんな不便さを感じているかを学びました。高松市の小学校で「バリアフリー」や介助の仕方を学ぶ授業が開かれました。
四国運輸局などが行ったもので、亀阜小学校の5年生、約100人が参加しました。実際に街を走っているバスを使って、車いすでの乗り降りの仕方を学びます。 車いすでのノンステップバス乗車体験では、乗降時には車体が低くなりますが…
(記者) 「ノンステップバスなんですが、1人ではかなり力が必要です。改めて介助の必要性、大切さを感じます」
児童たちも、介助してもらうことで1人よりも乗り降りしやすくなることを実感していました。
また、車いす利用者の指導を受けながら、人ごみや段差をコーンやマットで再現したコースを通りました。小さな段差でも車いすで越えるのは一苦労です。 このほか、アイマスクで目が不自由な人を疑似体験し、大変さや手助けの仕方も学んでいました。
(車いすで生活する人はー) 「車いすの人がどういう部分で困っているか、同じような車いすの人でも、どんな人がいるか知っていただけたら」
(参加した児童はー) 「声を掛けてあげることが大切だと分かったので、そこからやっていきたい」 「車いすを使ったりしている人は大変なので、もし見掛けたら助けてあげたり見守ってあげたい」