岡山県出身の日本画家、池田遥邨さんの作品展が倉敷市で開かれています。
「灯台」というタイトルの作品は灯台は小さく、山の上に打ち上げられた船の方が大きく描かれています。 会場の倉敷市立美術館には池田遥邨さんの日本画29点が展示されています。
「浜名湖今切」という作品は雄大な空と海、湖を描いた作品は池田さんが30代後半1934年に描いたものです。 船が浮かぶ穏やかな湖と太平洋の波の荒々しさが印象的で、広い空に描かれた月が作品全体のアクセントになっています。
ススキの穂の間からキツネが顔を出したくすっと笑える作品は晩年に描かれました。池田遥邨さんの作品展は9月1日まで倉敷市立美術館で開かれています。