岡山県玉野市の宇野港と高松港を結ぶ宇高航路の四国急行フェリーが、12月16日から運航を休止します。運輸局などは、21日の協議会で、関係自治体がこれ以上支援しないことを確認しました。
(四国運輸局/軸丸真二 交通政策部長) 「香川県、岡山県、高松市、玉野市の2県2市としては、これ以上の支援は行わないことを確認いたしました」
協議会では、中四国の運輸局や岡山県、香川県などが運航休止後の対応策を話し合いました。
四国急行フェリーは、岡山県と香川県、玉野市と高松市から船の修繕費として年間1500万円の支援を受けていましたが、経営が厳しいとして12月16日から運航を休止します。
2県2市は、支援は航路の維持が前提などとして、これ以上の支援はせず、今年度の支援も行わないことを確認しました。また、代替航路については、必要であれば、ほかの事業者へ協力を要請するということです。