渋滞緩和を目的に香川県東かがわ市で新しいバイパスが造られています。地元の小学生が工事現場を見学しました。
国土交通省が2008年から整備している国道11号大内白鳥バイパスです。全長9.2キロのうち3.3キロが部分開通していて、7月16日に1.2キロが開通します。
24日は国土交通省が大内小学校の5年生66人を工事現場に招きました。児童は工程について説明を受けた後、工事車両に乗り込みました。そして運転席の高さや操作ボタンの多さに驚いていました。
(児童はー) 「高いし、でかいし、ボタンがいっぱいある」 「コンクリート舗装ができるまでに毎日いろいろ仕事をしていて大変だと思いました」
(記者) 「気温が高く日差しが強いのでアスファルトはかなり熱くなっていますが、コンクリート舗装はそれに比べてほとんど熱くなっていません」
コンクリート舗装はアスファルトと比べて耐久性が高く、路面温度も上がりにくいそうです。
東かがわ市の国道11号では通勤や帰宅時間帯に渋滞が慢性化しています。 渋滞緩和や事故防止を目的に国土交通省が大内白鳥バイパスを整備しています。
(香川河川国道事務所/毛利浩徳 課長) 「今の国道11号が渋滞しているのでそれの解消ですとか、小学生に入ってくる通学路の自動車がこちらのバイパスの方にきてもらうことによって安全が確保されるのかなと思います」