12月から行われる高松城跡の石垣修復工事について、専門家らを交えた最終の協議が行われました。
修復するのは、玉藻公園の東側入り口横にある石垣です。 当初は来年度に行う予定でしたが、石垣を構成する築石のズレや隙間が想定よりも進んでいることがわかり、工期を早めました。
9日は高松市の職員のほか建築、土木の専門家や工事関係者などが石垣の現状を確認したあと、修復にあたっての注意点などを確認しました。
(高松市文化財課/高上拓 文化財専門員) 「石垣の部分が崩れかかっている状況です。徐々に進行しているので早急な修理が必要です。(他に大切なことは)文化財としての城の景観ですね。元の姿に忠実に直すところが難しい点かなと思います」
また、発掘調査も同時に行われ、工事は2020年3月に完了する予定です。