香川県の総本山善通寺で、薬師如来像のほこりやちりを払い、きれいな姿で新年を迎えるための「お身ぬぐい」が行われました。
お身ぬぐいを行ったのは総本山善通寺の本尊「薬師如来像」です。ヒノキで造られた像は、光背を含めると高さが6.7メートルほどあります。
総本山善通寺の僧侶ら13人は、約3メートルの竹竿に和紙をつけた手作りの「はたき」などで、光背から顔の細かい部分までほこりを丁寧に払いました。また、薬師如来像がある金堂の柱やはりも竹の葉で作られたほうきで掃除しました。
(総本山善通寺 広報/安藤誠啓さん) 「新年を迎える準備が1つできたなという形と、本尊をきれいにすることによって、皆さんにも功徳をお持ち帰りいただきやすくなったと思っております」
総本山善通寺には毎年多くの人が初詣に訪れていて、今年は三が日に約23万人が参拝しました。