川魚を使った郷土料理を残そうと、さぬき市でフナ料理などの講習会が19日、開かれました。
香川県が毎年行っている講習会で、約20人が参加しました。
香川県では、秋から冬に池の水を抜いてフナやコイを食べる風習がありました。 高松市で養殖されたフナを使って香川県の郷土料理、「てっぱい」などを作りました。
(記者リポート) 「人生初めてのてっぱいいただきます。すごい噛み応えがあって、噛めば噛むほど味が出てきます。甘い味噌との相性も抜群ですね。おいしいです」
(参加者[70代]) 「池が干上がって、ごみの掃除をするときに、いっぱいフナが出てきて。家でさばいて『てっぱい』にしたが、こんなにおいしくない」
この季節に取れるフナは、臭みが少なく特においしいということです。