香川県では8月4日に感染が確認された三木町の90代の男性の容態が悪化し、重症となっています。この男性の親族など5人の感染が確認されていて、県では家庭内での感染対策も呼び掛けています。
香川県によりますと三木町の90代の男性は8月4日に入院した際は肺炎などで中等症でしたが、きのう容態が悪化したということです。香川県で感染者が重症化したのは初めてです。
この男性の関係者では親族の60代男性と、30代の男性、女性、0歳の男の子、それに、男性の身の回りの世話をしている70代女性のあわせて5人の感染が6日までに確認されています。
7日の会見では、このうち70代の女性の行動歴などが明らかになりました。 女性はほぼ毎日、男性の家に通っていて食事もともにしていましたが、家の中でマスクは着けていませんでした。
(香川県/浜田恵造 知事) 「新しい生活様式を屋内と言いますか、家の中でも励行していただきたい」
女性は現在、症状はありません。濃厚接触者は同居する家族2人で、PCR検査を行います。