2018年の西日本豪雨で、被災しながらも復旧作業などに取り組んだ倉敷市真備町の建設会社が23日、地元の高校で講演会を開きました。
(カザケン/大谷匡澄 営業本部統括) 「誰よりも早く現場に駆け付けるのが我々地元の建設会社で働く人間であります」
倉敷市真備町箭田の真備陵南高校で講演会を開いたのは、地元の建設会社「カザケン」です。
2018年7月の西日本豪雨でカザケンの本社は2階の天井まで浸水しましたが、本社機能を総社支店に移し、土のうを積むなど防災・復旧作業に取り組みました。
(大谷匡澄 営業本部統括) 「どれが欠けても初動対応や災害発生時の緊急対応はできない。(西日本豪雨の時は)3割ほどの企業しか対応ができていませんでした」
カザケンの大谷さんは「企業にとって事業継続計画が重要」と話し、生徒たちにも事前の備えの大切さを訴えました。