高松市中央卸売市場の水産物棟に小学生が壁画を描きました。子どもたちの絵が市場に「彩り」を加えます。
高松市中央卸売市場。高松市の新番丁小学校の3年生約150人がキャンバスにするのは…
(記者リポート) 「小学生が海の生き物を描くのは、市場のおよそ120メートルの壁です」
用意されたのは6色のペンキ。瀬戸内海や海で暮らす生き物などをテーマに、子どもたちは思い思いに筆を走らせます。
(子どもはー) 「お魚いっぱい描いてて、ちっさいお魚も描いてる」 「僕の想像の中で僕の頭の中でいる魚を描いています。楽しい魚というか幸福の魚ですね」 「これは島で船で香川に来るところ。ペンキは失敗してもすぐ乾くから、もう一回やり直せる」
今年8月に隣の関連商品売場棟で壁画アート制作を行ったSHOGENさんも会場を訪れました。
(SHOGENさん) 「すごいんですよ、こんな描き方するんやとかしっかりと本物も見てるしこの子たちすごいし高松の宝」
2時間かけて壁画アートが出来上がりました。約120メートルにわたる作品の中には、海の生き物だけでなく空や島の風景まで、子ども一人一人がイメージする瀬戸内海が描かれました。
(高松市 市場管理課施設整備室/石原一人 室長) 「ここまで描いていただけるとは思っていなくて、驚いているし非常にありがたい。いろんな人が集い楽しみ、にぎわっていただけるような、そういった場になればうれしいな」