18日に学び舎を巣立つ岡山県玉野市の小学生が、卒業制作で描いた海の絵を地元の魚市場に寄贈しました。
(築港小学校 6年/前心春さん)
「玉野の海とか瀬戸内海をみんなに見てもらえてうれしいです」
くりっとした目玉が印象的な「メバル」に、今にも泳ぎ出しそうな「チヌ」。
玉野市の「海の駅 シーサイドマート」に展示されたのは、築港小学校の6年生8人が卒業制作で描いた絵です。
地元の魚市場を活気づけようと、2021年12月から約3カ月をかけて完成させました。
子どもたちが考えた作品のテーマは「瀬戸内の海でみんなを笑顔に」。一人一人が瀬戸内海などに生息する海の生き物を描き、1枚の大きな絵に仕上げたということです。
(築港小学校 6年/長谷井駿斗さん)
「僕はチヌを描きました。うろこのところを(絵の具を)何種類も使って描きました」
(玉野魚市場/東山典生 社長)
「やっぱり見に来られる方がいますので、それは活気づくと思いますし、子どもたちの思い出になればすごくいいと思います」