用水路への転落事故を防ごうと、高松南警察署が夜間に道路と用水路の境目を確認できる「反射びょう」を設置しました。
高松市多肥下町の市道、約140メートルにわたり、26、27日に「反射びょう」50個を設置します。 内蔵されたLEDが1分間に約240回点滅し、約100メートル手前からでも道路と用水路との境目を確認できます。
反射びょうは、今年7月にこの近くで三輪自転車が用水路に転落し、80歳の男性が死亡した事故を受けて高松南交通安全協会が贈呈したものです。
(近所の人は―) 「この辺りは光が無いからお年寄りには危ない。(反射びょうを)つけてもらえたら、歩く人も気を付けて安全に歩けるかもしれない」
香川県では今年に入り、用水路に自転車が転落する死亡事故が4件起きています。 高松南署は、今後も管内に反射びょうの設置を進めていく方針です。