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南海トラフ地震に備え 石油コンビナートで防災訓練 香川・坂出市

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 南海トラフに備えた訓練です。
 香川県坂出市で石油コンビナート火災を想定した防災訓練が行われました。

 訓練は南海トラフを震源とする大規模地震が発生し、軽油のポンプから危険物が漏れ、火災が発生した想定です。現場に指揮本部を設け、消防や海上保安部への連絡にあたります。
 また、けが人をストレッチャーで搬送したり、タンクから火が出た想定で高所放水車を使って消火をしたりしました。

(中濱綾那リポート)
「船を使って海に流出した油の回収作業の訓練が行われています」

 続いて、石油タンクから重油が漏れ海に流れ出した想定で、吸着材を使って回収したり海面へ放水して油を拡散させたりしました。

(コスモ石油/天雲信博 坂出物流基地長)
「あらゆる災害を想定した訓練を日々実行しておりますので、その一つの災害対応の確認が取れたと思う」

 消防庁のまとめによりますと、2019年全国の石油コンビナートでは284件の事故があり、49人がけがをしています。

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