寒さが強まるこれからの時期、鍋などに入れて食べたくなる食材と言えば?
香川県東かがわ市水主(みずし)の定住さん夫婦の畑では、「原木シイタケ」の収穫が行われています。
原木シイタケは、ブナやナラなどの広葉樹に菌を植え付けて、木の栄養と水分だけで栽培したシイタケです。
収穫は秋から春にかけて行われますが、昼と夜の寒暖差が大きい今の時期は特に肉質が締まりおいしいそうです。
(原木シイタケ農家/定住良子さん)
「キノコのシーズンといえば秋なので、今ちょうど11月くらいから、じわじわと成長しいく過程が、おいしさが詰まるというか」
菌を植え付けた原木は、長いもので10カ月ほど「ほだ場」といわれる場所で熟成させたあと、山から湧き出た水につけます。
水を浸透させた原木をハウスに並べしばらくすると、立派なシイタケができます。
定住さんは、この原木を約8000本育てています。
(瀧川奈津希リポート)
「原木シイタケの収穫のコツは、このようにシイタケを上から包むようにして、ポンととります。立派な原木シイタケです」
瀧川アナは、収穫した原木シイタケをその場で七輪で焼いていただきました。
(瀧川奈津希リポート)
「香りがすごい!では、いただきます。ジューシー!肉厚でかなり噛み応えがあります。シイタケというよりお肉を食べているみたいです。コリコリしていて最高です」
定住さんが作った原木シイタケは、香川県などのスーパーで販売されています。