2018年の西日本豪雨で大きな被害を受けた岡山県倉敷市真備町で27日、ドローンを使った物資の配送実験が行われました。
ドローンに積み込むのはプラスチック容器に入った薬です。
倉敷まきび支援学校が水害で孤立したという想定で、配送距離は約500メートル。
実験は倉敷市真備町の「ライフタウンまび」とドローンスクール「ドローンビジネスラボラトリー」が共同で行いました。
ドローンは約3分で目的地に到着し、運ばれてきた医薬品を担当者が確かめます。
(配送実験の様子ー)
「中身は薬が入っていたんですけど確認しました。中身は大丈夫です」
ドローンを使った配送実験は今後も行われ、災害に備えたいとしています。
(ドローンビジネスラボラトリー/青山知之 社長)
「2年前と今ではだいぶドローンの活用具合も変わっていますので、いろいろな可能性が考えられると思いますので今後とも研究、実証は進めていきたい」