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「剣道VSなぎなた」勝つのはどっち? 種目や性別の壁を越えた熱き武道大会! 香川・琴平高校

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 毎年恒例の「絶対に負けられない戦い」です。香川県の琴平高校で「剣道部」と「なぎなた部」による「異種武道大会」が開かれました。
 これまでの通算成績は6勝ずつの引き分け。気になる今年の結果は…?

 どちらも全国大会常連の実力を持つ、琴平高校の「男子剣道部」と「女子なぎなた部」。

 2020年は新型コロナウイルスの影響でインターハイなどが中止になりましたが、県の代替大会ではどちらも団体で優勝しました。

 2008年から開かれている「異種武道大会」では、この2つの部が種目や男女の壁を越えて戦います。

(記者リポート)
「過去12回の戦績は6勝ずつのイーブン。今年勝ち越しを決めるのはどちらでしょうか」

 試合は5対5の団体戦。
 なぎなたには、剣道と同じ「面」や「小手」に加えて「すね」という決まり手があり、この大会では「すね」への攻撃も有効です。

 両者互角の戦いを見せ、1勝1敗1分けで迎えた第4試合。剣道部の選手は竹刀を2本持ち、すねを守る作戦に出ます。

 しかし、守りに気を取られて攻めきれず、引き分けに。勝負は大将戦にもつれ込みました。

 最後は剣道部が1本を決めて、勝利。通算成績も7勝6敗と勝ち越しました。

(剣道部 大将/槌谷拳侍君[3年])
「今年はいろんな大会がなくなって、稽古もできない状態でつらい思いはたくさんあったんですけど、最後に3年生全員で出れて最後に勝って終われたのはうれしく思います」

(なぎなた部 大将/大谷雪乃さん[3年])
「最後、大将の自分が1本取られてしまってすごく悔しいです。必ず来年は1勝してもらって再来年も必ず勝ってもらって、自分たちなぎなた部が勝ち続けられるように頑張ってほしいです」

 9日は、吹奏楽部が演奏したり、書道部などがパフォーマンスを披露したりする文化部の公演会が行われます。

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