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3月末で廃止予定…小豆島の草壁航路 存続求め決起集会 住民約600人が集まる 香川

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 香川県小豆島の草壁港と高松港を結ぶフェリーが2021年3月で運航を休止する予定です。地元の住民が航路の存続を求め、決起集会を開きました。

 小豆島町の草壁港の横にある緑地公園で17日に開かれた集会には、住民約600人が集まりました。

(草壁・高松航路存続を考える推進会/肥田高成 共同代表)
「本航路がなくなるということは私たち内海地区の住民にとって非常に不便であり、大変な損失であると思います」

 2020年8月、草壁港と高松港の間を1日5往復運航している内海フェリーが経営難に陥り、岡山市の両備グループに経営を譲渡。

 両備グループは赤字の脱却が見込めないとして2021年3月末で草壁航路を廃止し、約8キロ離れた池田港のフェリーに集約する方針です。

 集会で小豆島町の松本町長は「草壁航路は住民や観光客の足として不可欠」と話し、存続に向けて取り組む考えを示しました。

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