うどんで新たなサービスです。新型コロナウイルスの影響で打撃を受ける中、讃岐うどんで新しい取り組みをしている女性たちがいます。
(中濱綾那リポート)
「『うどんのおうち』は打ちたての讃岐うどんと出汁が届くサービスです」
香川県三豊市の「UDON HOUSE」。女性7人で運営し、讃岐うどん作りの体験をすることが宿泊の条件とするなど、地域を感じられる旅を提供してきました。
しかし、2020年の3月と4月は新型コロナウイルスの流行により休業に追い込まれました。
(瀬戸内ワークス/近藤瀬菜さん)
「オープンしてから20ヶ国以上のお客様にうどんの文化を伝えてきたんですけれども、この状況になってからは、なかなか旅行することがままならないので」
新型コロナウイルスの拡大が続くなか、宿泊は厳しくても「うどん文化」を届けたい。
こうして誕生したのが打ちたての讃岐うどんを直送するサービス、「うどんのおうち」です。
毎週火曜と金曜にうどんを製麺しています。月ごとにメニューを設定し、1月は白い麺が4つ、カボチャ味の麺が1つ、毎月味が変わる出汁とレシピが入っています。
(瀬戸内ワークス/近藤瀬菜さん)
「毎月メニューが変わりますので、メニューをアレンジして家族みんなで食べていただければと思います」
箱にも、こだわりうどんの味や作り方などの知識が、イラストで描かれています。
中濱アナは、1月限定のカボチャ味の麺を醤油うどんで頂きました。
(中濱綾那リポート)
「もっちもち!噛むとほんのりカボチャの甘みが感じられます。自分でこのクオリティのうどんが作れるのは嬉しいですね」
限定麺は毎月味が変わり、2月はごぼう味を検討しているということです。