岡山市に本社のある自動車ディーラーなどが、道路点検の効率化に向け実証実験を行っています。
18日、実証実験の成果が報告されました。
実証実験は、赤磐市、岡山トヨタ自動車、岡山大学などでつくる協議会が2019年7月から行っているものです。
振動や急ブレーキの検知機能をもつトヨタ自動車の車が走行データをインターネットで常時送信し、赤磐市内の道路状況を分析します。
道路の問題箇所の検知率はこれまで赤磐市の職員が点検していた時より、25パーセント向上したということです。
事故が起こりやすい場所の予測にも役立つとしています。
実証実験は3月で終わる予定でしたが、1年延長するということです。
(道路維持管理の新たな手法を考える協議会/梶谷俊介 委員)
「これからはいろんな公共のものも自治体と協力しながら課題解決にあたっていくことが、われわれ(民間)にも求められる」