端午の節句に風呂に浮かべる風習で知られる「ショウブ」の観察会が岡山県倉敷市で開かれました。
重井薬用植物園が開いた観察会には約20人が参加しました。
先のとがった葉を伸ばし、水辺に群生するショウブ科のショウブ。低い位置に付いたのがショウブの花で、花びらもなく目立ちません。
ショウブには爽やかな香りがあるため、端午の節句に風呂に浮かべるショウブ湯は、邪気を払うものとされています。
(参加者はー)
「(匂いをかいで)癖になりそうですね」
「アヤメ」と混同しないで…
(重井薬用植物園/片岡 博行園長)
「(菖蒲と書いて)ショウブと読むんですが、別の読み方、アヤメとも読みます」
ショウブはしばしば、アヤメ科の植物と混同されています。大きな花を咲かせるのが、アヤメ科のアヤメ。やや乾いた草地に生え、花びらには網目模様があります。
水辺に生える「カキツバタ」もアヤメ科の植物です。花びらの白い筋模様が特徴です。
しばしばアヤメ科の植物と混同されているショウブを思い出してほしいと、植物園では毎年、端午の節句の頃観察会を開いています。