香川県高松市の専門学校の学生が、フィッシング詐欺などサイバー犯罪の被害を防ぐための啓発活動を行いました。
穴吹コンピュータカレッジのネットワークセキュリティ学科の学生22人が学園祭の催しの一環として行いました。
学生の一部が以前から啓発活動をしていたことをきっかけに香川県警と協力して行ったもので、会場ではクイズなどを通じてサイバー犯罪について学べます。
香川県警によると県内のサイバー犯罪に関する相談件数は年々増えていて2020年は1453件でした。
中でもフィッシングメールなど迷惑メールに関する相談が最も多く、約600件でした。
相談が増えた背景には、新型コロナ禍でネットショッピングをする人が増えたことなどがあげられるということです。
(啓発活動を行った学生は―)
「怪しいメールが来たとかそういう時に冷静に判断できる力をつけていただきたい」
この啓発活動は29日も行われます。