高松市長と教育委員らが教育現場の課題や目指すべき姿について議論する「総合教育会議」が20日に開かれ、校則やICT教育などについて意見を交わしました。
2021年度1回目となる会議には、高松市の大西秀人市長や教育委員ら約30人が出席しました。
近年、「ブラック校則」と呼ばれる学校の不合理なルールの見直しが全国的に進んでいます。
20日の会議でも、市内の小中学校で運用されている髪型や靴下、下着の色などの校則について「時代に合わなくなっている」という声や、「なぜこの決まりがあるのか説明できない先生が増えているのが問題」などの意見が出ました。
また、ICT教育については、市内の小中学生に1人1台支給されたタブレット端末を活用した学習の状況や、児童や生徒の間に情報格差が生まれていることなどが報告されました。