JA晴れの国岡山が、出荷の最盛期を迎えたブドウを選果場から直売所へ直接運ぶ直行便の運行を始めました。より新鮮なブドウを買うことができるようになります。
JA晴れの国岡山が運行を始めた「JA選果場発!ぶどうの旬感移動晴ればれ直行便」です。2021年7月に始まった桃の直行便に続く、第2弾です。
(記者リポート)
「この直行便ができたことで、消費者はより新鮮な状態でブドウを買うことができるようになりました」
この日は、運行開始に合わせて総社市の備中国総社宮でトラックをおはらいし、ブドウを奉納しました。
2021年は気温が高い日が多かったため1週間ほど出荷が早かったそうですが、出来は例年通りだということです。
直行便は、市場を通さずに選果場から販売店までぶどうを運びます。そのため、時間とコストが削減でき、より新鮮なブドウを手頃な価格で消費者に届けることができるようになりました。
また、直売所で販売する量が増える他、取り扱いがなかった岡山県北部のブドウも販売できるようになります。
直行便は、県内16の選果場から25の直売所へブドウを運びます。
(JA晴れの国岡山/山本日吉司 常務理事)
「安定して販売できる、これは農家の皆さんのメリットになるので安定販売をしたい。それから、消費者の皆さんには手頃な価格で喜んでいただけると、そういう思いです」
直行便は10月中旬まで週に2回、運行する予定です。