香川県議会議員らが「意見交換会費」として自治会などに支出していた政務活動費、2000万円余りを県に返還しました。
香川県によると、県議と元県議合わせて29人が総額約2050万円の政務活動費を1月31日までに県に返還しました。いずれも「意見交換会費」の名目で自治会の総会などに支出していたものです。
このうち、2013年度分の約970万円は2021年4月に高松地裁が「違法」と認定したものです。県議らの意向を受けて県が2022年1月、控訴を取り下げ、返還を求めていました。
また、2018年度と2019年度分については、公職選挙法違反の疑いがあるとして市民団体が高松地検に告発状を提出。県議らは「疑念を払拭したい」として収支報告書を修正した上で約1080万円を返還しました。