4日夜に開幕する北京オリンピック。きょう、先行して行われたフィギュアスケート団体に倉敷フィギュアスケーティングクラブの小松原美里・尊組が出場し、美里選手の母校からもエールを送りました。
夫婦で初めてのオリンピックに挑むアイスダンスの小松原美里・尊組。
(在間隆真リポート)
「講堂の入り口にはオリンピック出場を祝福するボードが設置されています。競技開始まであと10分、後輩たちが静かにエールを送ります」
美里選手の母校、岡山学芸館高校では生徒や教職員約130人が試合を見守りました。当時の担任は前日に美里選手とメッセージを交わしていました。
(美里選手の2・3年時の担任/茅原康匡 教諭)
「せっかく生徒が応援メッセージを書いてくれたので送ってあげましたそしたら『ありがとうございます』って形で。(在学中から)オリンピックに出たいという思いでずっとやってきた生徒なので、存分に楽しんで自分を表現してもらえれば」
10組中1番手で登場した小松原組。序盤から息の合ったステップを披露します。終始、笑顔での演技が目立った小松原組は、自己ベストに迫る66.54点をマークし、10組中7位に入りました。
(美里選手の2・3年時の担任/茅原康匡 教諭)
「彼女自身が全力で楽しみながら滑っている姿を見て本当に感動しました」
(初の五輪出場/小松原美里 選手)
「初めてのオリンピックの舞台、そしてアイスダンスをこの(北京)オリンピックで初めて滑るカップルということで、いいスタートが切れたのではないかなと思います」
日本は団体初日を終えて4位。決勝に進出すれば、小松原組は2月7日にも出場する予定です。