培った腕前を披露します。岡山市の専門学校で、卒業前の集大成となる調理コンクールが開かれました。
真剣な眼差しの学生たち。西洋料理の調理技術を競うコンクールのテーマは「子羊」です。
新型コロナウイルスの影響で発表の機会が減った学生に卒業前の集大成の場をと、岡山市の西日本調理製菓専門学校が開いたものです。
(記者リポート)
「こちらには学生が作った和食、洋食、スイーツ、約150点が展示されています」
(西日本調理製菓専門学校 パティシエ・ブランジェ科/大西正志さん)
「いくつかコンクールに出ようとしたけど軒並み中止になって、練習していたものを発揮する場面がなかったので。努力が実ってるか分からなかったけど、自分の作品ができてよかった。自分の作った物を人が食べて笑顔になってくれるのがうれしくてこの道を目指したので、より多くの人に笑顔になってもらえるようなケーキを作りたい」
(西日本調理製菓専門学校 パティシエ・ブランジェ科/中村雪乃さん)
「私はずっと音符をテーマに、練習してきた。バラをどう付けるかを課題に頑張ってきた。一番今まででいいのができた。遊ぶとかもできなかったし、学校行事がほぼ全てなくなったので、親に2年間の成果を見せられるのは良かった」
感染対策で時間や人数を区切って保護者のみが見学できます。
(娘の作品を見に来た女性は―)
「本当に繊細でかわいくできていると思います。なかなか学校に行けていなかったので、どうなるかと思ったけど、その分、家で練習したりしていたので(今後も)やってくれると思う」