国土交通省は2018年の西日本豪雨で決壊した小田川の堤防の幅を5メートルから7メートルに広げる工事などを進めています。これまでに全長11.5キロのうち9.5キロが完了し、堤防の通行止めが27日午前9時に解除されます。
箭田地区まちづくり推進協議会の土屋瞳会長は「雨が降る度に、川の水位はどうだろうと心配しているんですけど、安心できるんじゃないかなと」と話しています。
伊東香織・倉敷市長は「ハードの整備は着実に進んできている。被災者の見守り支援と地域のコミュニティの復活に更に力を入れていく必要がある」と話しました。
残る2キロの区間は小田川の合流点付け替え工事と同じ来年度末までに完了する予定です。