高松市の洋菓子店で、お菓子のアート作品が展示されています。普段お店では見ることができない、パティシエによるこだわりの作品を楽しめます。
高松市に4つの店を構える菓子工房ルーヴが企画した「ルーヴの芸術祭」です。
(山下佳乃リポート)
「こちらの作品は立体的なので、どこから見ても美しく見えます。麦わら帽子やヒマワリからは夏らしさを感じます」
「夏の思い出」をテーマに作られた佐藤三菜美さんの作品は、あめを使ってヒマワリの花びらや種などを丁寧に表現しています。「思い出」を強調するため、額縁から花を出すなどの工夫が凝らされています。
この作品展は、瀬戸内国際芸術祭の春会期と夏会期の間にもアートで香川県を盛り上げようと企画されたものです。お店ではルーヴのパティシエによるあめ細工やアイシングクッキーなど6作品を楽しむことができます。
(山下佳乃リポート)
「こちらには47都道府県全ての特産品などが描かれています。香川県にはしっかりうどんがありますよ。本当に細かくデザインされていますね」
櫻井綾月さんの作品「IRODORI」。「日本地図」を作ったのには、コロナ禍で旅行がしづらい中、少しでも日本を旅した気分になってほしいという思いが込められています。
(「IRODORI」を作った/櫻井綾月さん)
「明るい色合いや、見て楽しい気持ちになるものを集めて作りました。香川県のうどんは特にこだわって、うどんの麺1本1本作りました」
この作品展はルーヴ空港通り店で6月22日から26日まで、高松市丸亀町のグランメゾン・ルーヴでも6月29日から7月3日まで開かれます。