西日本豪雨から4年です。被害が大きかった倉敷市真備町や総社市で追悼式が開かれました。
（祖父を亡くした／須増藍加さん）
「4年経ったので、気持ちとしては前向きに頑張っているということを祖父に伝えるような気持ちで。2人目（の子ども）を昨年出産して、子どもたちが楽しく成長しているのを祖父に安心してもらいたいな」
倉敷市の追悼式には遺族や伊東香織市長ら約60人が出席し、犠牲者の冥福を祈りました。
岡山県では災害関連死を含めて95人が亡くなり、今も3人が行方不明となっています。県内で最も被害が大きかった真備町がある倉敷市では、災害関連死を含めて75人が亡くなりました。
（総社市 被災地住民代表／川田一馬さん）
「住民が一人一人が生き延びよう、生き永らえよう。これを継続して持つ。これがまず一番」
総社市の追悼式では、復興のシンボルとして市内で育てられたヒマワリの花がささげられました。
西日本豪雨で総社市では12人が亡くなった他、下原地区のアルミ工場が浸水の影響で爆発し、住宅に大きな被害が出ました。
岡山県では現在も10世帯24人が仮設住宅で暮らしています。
