ギャンブル依存症について理解し、効果的な対処法を学ぶセミナーが、31日に高松市で行われました。
東京のNPO法人「全国ギャンブル依存症 家族の会」が当事者や家族を支援するため全国で行っていて、医療関係者を含め約120人が参加しました。
講演した医師は、「ギャンブル依存症は本人の意思の弱さだけの問題ではなく、家族や友人の協力で解決できることも多い」と話しました。そして依存症を克服した女性が体験談を語りました。
このNPO法人は8月から毎月1回、高松市内で当事者や家族向けの相談会を行います。家族の会の田村有子さんは「同じような経験をしている仲間ですので、具体的な提案ができると思っています」と話しています。