中国の家具で作った瀬戸内国際芸術祭の新しい作品が、小豆島の草壁港にお目見えしました。
美術作家シャン・ヤンさんが手掛けた「辿り着く向こう岸」という作品。廃棄された家具などを中国の伝統技法で組み合わせ、瀬戸内海に浮かぶ全長25mの船を形作りました。シャンさんは新型コロナの影響で予定より来日が遅れましたが、6月から港で作品を組み上げていました。
6日、島民や観光客ら約100人が集まってお披露目会が開かれ、シャンさんは「7年前からスタートした企画がやっと実現しました」とあいさつしました。
作品を見にきた人は「中に入って感動しました」「ひとつひとつの模様が細かくてきれいでした」と感想を話していました。