高松市で、幼稚園児や小学生が飲食店の接客を体験しました。
29日に高松市鬼無町に1日限定でオープンしたのは子どもたちが接客する「きっず☆カフェ」です。スタッフは幼稚園児と小学生。注文を取ったり商品を運んだりと忙しく動き回ります。
(参加した子どもの母親は―)
「かわいいというか、頑張っている姿を見て家ではないような姿なので、こっちもうれしいです」
(来店客は―)
「楽しい。おいしい。子どもの笑顔がやっぱり宝物」
この「きっず☆カフェ」を企画したのは、高松市で子ども向けの料理教室を開いている泉田容子さんです。
(「シェフ☆きっず」代表/泉田容子さん)
「『出来た!』という思いが自信につながると思っているので、それがすごく大事かなと」
泉田さんが目指すのは子どもたちが「自分のことを好きになること」です。
2022年の全国学力・学習状況調査では「自分によいところがあると思う」と答えた小学生は全国平均で39.4%、中学生は36%でした。泉田さんは接客を通して子どもたちが自分に自信を持てるようになってほしいと考えています。
(参加した子どもは―)
「楽しかった(Q.どんなところが?)運ぶところが」
「良かった。(家でも)運ぶの手伝う」
(「シェフ☆きっず」代表/泉田容子さん)
「『喜んでくれた!』というそれを小さいころから感じてもらうことは、すごく大人になっても大事かな」