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本格的な台風シーズンを前に堤防の安全点検  岡山・高梁川水系

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 台風に備えて、倉敷市の高梁川と4年前の西日本豪雨で決壊した小田川で堤防の点検が行われました。

(在間隆真リポート)
「きょうは高梁川とその支流の小田川、あわせて約35kmの範囲の堤防を点検しました」

 岡山河川事務所の職員ら21人が6つのグループに分かれて、堤防や水門に異常がないか調べました。岡山河川事務所は、堤防の異常を早期に発見しようと、毎年梅雨と台風の時期の年に2回、岡山三大河川の高梁川・旭川・吉井川で点検していて、12日は高梁川水系で実施しました。

 点検で使われたタブレットには、過去に確認された浸食や亀裂、動物が掘った穴といった、堤防の決壊につながるようなデータが入っています。職員は過去に異常が見られた部分が現在どのようになっているかもあわせて確認していました。

(岡山河川事務所/武内慎太郎 管理課長)
「こちらの地区は、平成30年に大きな水害がありましたので、そういったことをしっかり念頭に置きながら、しっかり点検等を行って洪水に備えたい」

 高梁川・旭川・吉井川それぞれの点検結果は、岡山河川事務所のホームページで来週中に公開される予定です。

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