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「ラーメンと中華そばの違いは?」「スープは飲み干さないといけない?」ラーメンの疑問を聞いてみた【みんなのハテナ】

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 Park KSBアプリに寄せられた疑問をもとにお伝えする「みんなのハテナ」です。今回はあたたかい季節においしい「ラーメン」のハテナです。

「ラーメンと中華そばの違いは?」 総社市 とりいえいじさん 他

 岡山の老舗ラーメン店「冨士屋」です。1950年創業、看板メニューは豚骨ベース・しょうゆ味の中華そばです。

(中華そば 冨士屋/末本和生 社長)
「僕が3代目になるんですけど、もともとはぜんざいとかの店をやっていたみたいで、そこからうどんを始めて、時代の流れの中でラーメンを始めた」

 ラーメンと中華そばの違いについて聞きました。

(中華そば 冨士屋/末本和生 社長)
「基本的には中華そばもラーメンも一緒のもの。時代の中で呼び方が変わってきただけで、もともとのベースは一緒だと思っています」

 新横浜ラーメン博物館によりますと、ラーメンは中国の麺料理が日本に伝わり変化したものだということです。明治時代初期には「南京そば」ともよばれ、戦後「中華そば」に変わったそうです。

 カタカナでラーメンと書かれるようになったのは、1958年、世界初の即席麺「日清チキンラーメン」が誕生したことがきっかけです。

(中華そば 冨士屋/末本和生 社長)
Q.メニューを「中華そば」にした理由は?
「ラーメンっていうよりも中華そばという見た目、味。あえて中華そばという名前を使っています」

「ラーメンにはなぜナルトがのっているの?」 真庭市 なゃんたんさん 他

 やってきたのは「らぁ麺 はんにゃ」です。深い味わいのスープは、7種類のしょうゆを煮詰め、3種類の地鶏からとったスープで割ったものです。

(らぁ麺 はんにゃ/松本健太郎さん)
Q.ナルトは?
「開店初期のラーメン『長岡生姜醤油ラーメン』をやっている時に入れてたんですけど……」

 メニューをリニューアルしナルトはなくなりましたが、期間限定でナルトがのったオープン当時のラーメンを提供しているそうです。

 ナルトはカマボコの一種です。日本蕎麦にのせたカマボコをかつての「そば」にのせたという説が有力だということです。ただ、全国的にナルトを入れないラーメンが増えているそうです。

 ちなみに「メンマ」は、中国などで生える竹「麻竹(まちく)」が原料で、麺にのっている麻竹、「麺麻(メン・マ)」と名がついたそうです。

「ラーメンの麺はどうしてのびるの?」 高松市 さっちさん 他

 ラーメンやパスタやそばの麺を作っている「冨士麺ず工房」です。原料や太さが違うさまざまな生麺たち。ラーメンだけでも約100種類を手掛けています。

 麺がのびる理由を聞きました。

(冨士麺ず工房/波多悠也 社長)
「ラーメンは10分くらいで食べてもらうのを想定してます。10分過ぎてしまうと、想定以上に麺がスープを吸ってしまって、のびてるなって感じてしまうかもしれない」

 のびにくい麺も作ることができるそうで、食べる人のニーズに合った麺を提案しているそうです。

(冨士麺ず工房/波多悠也 社長)
「今の季節でしたら、鍋の締めとかでご要望いただくことがある。最後に鍋の中に麺が残りがちだったりすると思うので、その時を想定して伸びにくい方がいいなとか。短めに仕上げたり、オーダーメイドとして作らせてもらってます」

「スープは飲み干さないといけないの?」 岡山・北区 まめちゃんさん 他

Q.スープは飲み干した方がいいの?

(中華そば 冨士屋/末本和生 社長)
「すすりやすさとか、麺の上げやすさとかにこだわって量は増やしている。おいしいと思うところでやめていただけたら」

(らぁ麺 はんにゃ/松本健太郎さん)
「スープに一番原価がかかっているので、飲み干してもらえるのはありがたいけど、塩分を取りすぎると思うので……。飲み干してもらえたらうれしいですね」

 「らあめん 鬼ぼし」の「鬼ぼしラーメン 極」! その見た目と色から、セメント系と呼ばれる濃厚なラーメンです。

(らあめん 鬼ぼし/小野悠二 店長)
「もうほとんど煮干し、油もしょうゆも全部煮干しで作っている」

 スープを飲み干すことについては――。

(らあめん 鬼ぼし/小野悠二 店長)
「食べてみたら意外とあっさりで、飲み干してしまう人も結構多い。おいしかったら僕も客として行くと飲んでしまうので、それが自然ではあると思うんですけど、全然残しても嫌な思いはしないです」

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