岡山県倉敷市は、過去最大規模となる新年度当初予算案を発表しました。子どもの通院費については、無料化の対象を中学生まで拡大する方針です。
倉敷市が発表した新年度の一般会計当初予算案は2022億円余りで、過去最大規模となりました。
このうち、中学3年生までの子どもの入院費と通院費の無料化に取り組むとして、約22億円を計上しています。
倉敷市では現在、入院費は小中学生ともに無料、通院費は小学生のみ無料となっています。
7月をめどに対象を拡大し、中学生の通院費についても、無料にする方針です。
(倉敷市/伊東香織 市長)
「少子化の時代の中で子育て支援にさらに力を入れていかないといけない。倉敷市でもさらに頑張っていこうと、医療費の部分について頑張るということにした」
このほか、4月に開かれるG7倉敷労働雇用大臣会合については、歓迎のレセプションや会合のPRなどの経費に3700万円余りを計上しています。