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自転車のヘルメット義務化で香川県警が着用率を調査 徐々に意識高まるも、店では品不足も

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 4月から自転車のヘルメット着用が「努力義務」になりました。香川県警の調査では徐々に着用している人が増えているようですが、一方で、困った問題も……。

 香川県警が12日午前7時半から1時間、高松市番町の交差点など22カ所で着用率を調べました。その結果、ヘルメットの着用が校則で決められている中学生を除いた全体の着用率は11.3%でした。

 努力義務になる前の2022年12月と比べると着用率は5.1ポイント高く、徐々に意識も高まっているようです。しかし、まだまだ着用していない人も目立ちます。

なぜヘルメットをしなければならないの?

 JAFの実験映像では、2台の自転車がぶつかった後、乗っている人が地面で頭を強く打っていることが分かります。

(香川県警察本部交通企画課/前田清和 調査官)
「通常自転車で転べば頭から先に落ちるかと思います。頭ということは致命傷になりやすいということなので、自分の頭を守るためにヘルメットをかぶることが大切」

 岡山県で過去5年間、自転車に乗っていて交通事故で亡くなった人は61人。このうちの25人は頭を強く打ったことが死因とみられます。

 香川県では死者42人のうち13人が頭を打っていて、ヘルメットをしていれば助かった可能性もあります。

ヘルメット不足が問題に

 そうした中、こんな問題も――。

(山下佳乃リポート)
「今ヘルメットの不足が問題となっています。こちらのお店でも大人用のヘルメットは残り3つとなっています」

(サイクランド ヤマネ/山根徹也 店長)
「3月上旬から続々とヘルメット求めてくるお客さんが増えまして、3月下旬にはヘルメットが店頭から消えてしまうというぐらいの状態」

 特に人気なのが「帽子」のように見えるヘルメット。デザイン性が高いため人気を集めていて、入荷した日に売り切れてしまうそうです。

 その他の商品も次の入荷日が決まっていません。

(サイクランド ヤマネ/山根徹也 店長)
「欲しいという方はある程度店で商品があるタイミングでサイズだけ合わせてもらって、形に関しては予約注文をしておくと確実に手に入るかと思います」

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