四国電力は、海外の投資で損失が出た一方で燃料価格が下がったことなどから、2022年度連結決算の見通しを上方修正すると発表しました。
四国電力は2022年度の連結決算について、2022年10月の段階で経常損益は300億円の赤字になる見通しだと発表していました。
その後、2019年4月に出資した台湾中部に建設中の風力発電所の稼働が遅れたことで、188億円の損失を新たに計上しました。
一方で、燃料価格が低下したことから収支が好転し、最終的に2022年度の連結決算は2022年10月の予想より30億円改善して270億円の赤字となりました。