子どもたちにとって家や学校とは違う「第三の居場所」を目指す施設を三豊市のNPO法人がオープンさせました。
三豊市豊中町にある地域子育て支援センター内に4月25日にオープンしたのが「こどもサニーハウス」です。
全国で「子ども第三の居場所事業」を進める日本財団の助成を受け、子育て応援NPOフレンズが運営しています。
5月23日は、三豊市の山下昭史市長らを招いてNPOが事業の内容について説明しました。
こどもサニーハウスは週3日、午前11時から午後7時まで開いていて利用は登録制です。
現在は未就学児から中学生まで12人が利用しています。
施設には、絵本や参考書、ボードゲームなどを置いていて、子どもたちが思い思いの時間を過ごすことができます。
学童保育施設とは違って、日中に不登校の児童生徒も受け入れ、コミュニケーションや学習を支援します。
また、地元の農家や企業などから提供された野菜などを使った「子ども食堂」や保護者からの子育て相談も行います。
(子育て応援NPOフレンズ/片野牧 理事長)
「もちろん家庭も大切だし、学校であったり幼稚園であったり子どもたちが通う場所というのもすごく大切だなとは思っているんですけども、この第三の居場所が、いろいろな子どもたちとか家庭にとって安心できる場所になったらなと思います」