倉敷市と総社市を結ぶ「川辺橋」は損傷により橋の一部が撤去されるなどして、現在、通れなくなっています。岡山県は撤去した部分に橋を仮設し、歩行者などが渡れるようにすることを明らかにしました。工事は7月に始まります。
倉敷市真備町川辺と総社市清音上中島を結ぶ川辺橋。2023年5月に橋脚が傾くなどして現在も通行止めになっています。その後、岡山県が近くの「新川辺橋」に通行帯を設け、現在、歩行者や自転車は通行帯を通っています。しかし、利用者からは「狭くて通るのが不安だ」などの声も出ていました。
川辺橋の損傷した部分については、6月13日に撤去が完了しています。
岡山県は14日、川辺橋の撤去した約85mの区間に、幅3mの鋼鉄製の橋を仮設することを明らかにしました。
県によりますと、川辺橋が完全に復旧するにはまだ数年かかるため、当面は歩行者や自転車に「仮設の橋」を渡ってもらう方針です。
工事は梅雨が明ける7月中旬から下旬に始まる予定で、約1カ月で完了する見込みです。