トマトやナスなどに寄生する小型の蛾「トマトキバガ」が香川県で初めて確認されました。
香川県によると、トマトキバガが確認されたのは高松市と綾川町です。7月11日に行った専用のわなの定期調査で見つかりました。
香川県でトマトキバガが確認されたのは初めてです。
トマトキバガは南アメリカ原産で、トマトやナス、ピーマンなどのナス科の植物に寄生し、食害を引き起こします。今のところ、農作物の被害は確認されていません。
香川県は農家に対し、トマトキバガを見つけた場合はすぐに殺処分するとともに、被害を拡大させないために薬剤を散布してほしいなどと呼び掛けています。
日本では、2021年に熊本県で初めて確認され、その後、岡山県などでも見つかっていました。香川県で20道県目となりました。