子どもの健やかな成長を願う香川県三豊市の恒例行事「仁尾八朔人形まつり」が、4年ぶりに22日から始まりました。
(訪れた人はー)
「仁尾の人もみんな待ってたと思います。今年もなかったら寂しいなという感じはしてましたから、うれしいです」
三豊市仁尾町で旧暦の8月1日、「八朔」のころに開かれているものです。新型コロナの影響でここ3年は中止となっていました。
歴史上の人物や物語を再現した人形などを住宅や店の軒先、約20カ所に飾っていて、歴史が息づく町並みを散策しながら楽しめます。
三豊市にも伝説が残る「浦島太郎」。亀を助けた浦島が玉手箱を開けておじいさんになるまでの物語を仁尾町の伝統工芸士が場面ごとに人形にしました。
奥には香川高専の学生がつくったアニメーション映像を流しています。
そのほか、地元の幼稚園児が紙などの日用品でつくったひな人形なども見ることができます。
(訪れた子どもはー)
「(作品を見て)めっちゃすごいと思った。めっちゃかっこいい」
(仁尾八朔人形まつり実行委員会/西山弘茂 会長)
「子どもは地域の宝です。子どもの健やかな成長を願うお祭りなので、みなさん子どもたちを盛り上げていただいたらいいかなと」
「仁尾八朔人形まつり」は24日午後4時まで開かれます。