民間の信用調査会社、東京商工リサーチ岡山支店の調査によると、2023年10月の企業の倒産件数(負債1000万円以上)は岡山県で7件、負債総額は7億6900万円でした。
10月に倒産した企業を産業別にみると、「サービス業他」が4件、「卸売業」が2件、「金融・保険業」が1件でした。原因別では、販売不振が5件、放漫経営と既往のしわ寄せがそれぞれ1件でした。
これにより、1月~10月の倒産企業の累計件数は72件で、前年同期間の53件を上回ました。
東京商工リサーチは、倒産企業が増加した原因について、円安や中東情勢の不安定化による原油価格の高騰などで、物価高が進んだことを挙げています。