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「ミステリーの結末が読めない…」図書館でページが破られる被害相次ぐ 約120ページ破られたものも 高松市

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 高松市中央図書館で2022年春ごろから、蔵書のページが大量に破られる被害が相次いでいることが分かりました。

(記者)
「こちらの本は最後の部分が破られていて、ミステリーの結末が読めなくなっています」

 図書館によりますと、高松市中央図書館と瓦町FLAG内にある分室で、2022年春ごろから10月中旬までに、少なくとも45冊の被害が確認されました。

 多いものでは約120ページ、少ないものでも10ページほどが破られていて、手で強く引っ張ったとみられています。

 いずれも東野圭吾さんや宮部みゆきさんら、人気作家の小説です。

 貸し出し前や返却の際のチェックでは問題がなかったことから図書館は、同一人物が館内で破った可能性があるとみています。

 図書館では、破られた本の作家の棚を中心に警告文を張ったり巡回を増やしたりしていて、警察に被害届を出すことも検討しています。

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