岡山の地酒の魅力を知ってもらおうと、江戸時代中期に創業した倉敷市の酒蔵が「新酒まつり」を開きました。
1716年創業の熊屋酒造で11日に開かれた恒例の「新酒まつり」。午前9時のオープンと同時に長蛇の列が……。
お目当ては、会場で限定販売されているできたての新酒「寒しぼり」です。
(販売の様子)
「寒しぼりの引き換えこちらでーす!」
飲み比べコーナーでは、看板商品の「伊七」や地元産の米を使った「郷内」を試飲します。
(お客さんは―)
「やっぱりこういうところで飲むものなので、すごくおいしいです」
「やっぱり1番(のお酒)がおいしいな」
飲み比べてお気に入りを見つけ、さっそく商品を購入する人もいました。
会場では、温かい甘酒が無料で振る舞われたほか、日本酒に合う食事も提供されました。
(お客さん)
「かんぱ~い!」
「最高においしいです」
「初めて来ましたけど幸せです……ハハハ」
またこの日は倉敷市の伊東香織市長も乾杯に加わりました。
おいしい日本酒を囲んでイートインスペースは大にぎわい、会話にも花が咲き、ほろ酔い気分の休日を楽しんでいました。