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岡山県の地価公示 全用途の平均は2年連続の上昇 不動産鑑定士「岡山芸術創造劇場ハレノワのオープンで人通りが増加」

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 土地取引の目安となる「公示地価」を国土交通省が発表しました。全用途の平均は岡山県は2年連続の上昇となりました。

 岡山県の全用途の平均変動率は1.1%で2年連続で上昇しました。

 用途別では商業地で価格の上昇率が最も大きかったのは8.5%伸びた「岡山市北区表町2丁目」で、記録が残る中では初めてとなります。

 不動産鑑定士によりますと、このエリアでは2023年9月に岡山芸術創造劇場ハレノワがオープンして人通りが増えており、商業地としての需要が増しているということです。

 一方、住宅地で価格の上昇率が最も大きかったのは3年連続で「岡山市北区下中野」で8.1%の伸びでした。

 このエリアはもともと住宅地としての人気が高いことに加え、国道2号と岡山西バイパスの立体化の完成により交通の利便性が増したことなどが要因としています。

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