高校生らを中心とした学生団体が全国の自治体に対し、学習者の声を教育施策に反映させることを求めるプロジェクトを始めました。
学生団体「SCE」は教師の労働環境やなり手不足の改善、若者が意思決定に参加できる若者議会の設置などを要望した意見書をまとめ、26日までに東京都や大阪府など15の自治体に提出しました。
今後、北海道や神奈川県、千葉県などにも展開する予定だということです。
団体を立ち上げたのは高校3年生の秀島知永子さんらです。
クラスで産休に入った教師の代わりが見つからない問題に直面した経験から「専門家だけが現場の代弁者ではない。直接的な影響を受ける児童・生徒たちがどう感じているか、学習者視点の意見をもっと反映してほしい」と訴えています。