部下の頭をたたいたり、自分の食事代を払わせたりしたとして高松海上保安部の男性職員(55)が14日、減給5分の1・4カ月の懲戒処分を受けました。
高松海上保安部によりますと、男性職員は坂出海上保安署に勤務していた2023年3月から5月にかけて、部下の20代男性職員の頭をたたいたり、飲食店で自分の食事代を払わせたりしていました。
20代職員の母親から高松海上保安部に苦情があり、パワハラ行為が発覚しました。
男性職員はパワハラ行為を認め、「指導として行ったつもりが、結果としてこのような事態となり、申し訳ない」と話しているということです。
高松海上保安部の萩中広樹部長は「今後、職場環境の改善に万全を期すとともに、職員に対する教育・指導を徹底し、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。