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自立支援医療制度 香川県が本来より高い自己負担上限額を記載した受給者証を交付 医療費の過払いが発生

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 自立支援医療制度(精神通院医療)で、香川県が本来より高い自己負担額を記載した受給者証を38人に交付していたことが分かりました。

 香川県によりますと、2024年12月以降、精神科に通院している丸亀市民38人に本来2500円の自己負担上限月額を5000円と記載した受給者証を交付しました。

 38人のうち31人が、2024年12月から2025年3月にかけて、合わせて約15万7000円の医療費を過払いした可能性があるということです。残りの7人は2025年4月1日から有効の受給者証だったため、過払いはありません。

 丸亀市が受給者の所得を確認する際、システムの設定を誤ったのが原因です。

 香川県では正しい上限額を記載した受給者証を再交付し、全ての過払い額が確定する2025年5月以降に過払い分を返還します。

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