四国経済産業局がまとめた四国の百貨店とスーパーの2025年2月の販売額(速報値)は合計429億4000万円で、前年同月比プラス1.2%と4カ月連続で前年を上回りました。
このうち百貨店(4店)の販売額は50億1000万円で、前年同月比マイナス2.9%と5カ月連続で前年を下回りました。前年がうるう年だったため飲食料品がマイナス2.1%となりましたが、宝飾品や美術品が堅調に推移しました。
スーパー(256店)の販売額は379億3000万円で、前年同月比プラス1.8%と4カ月連続で前年を上回りました。2025年2月は気温が低く、鍋物商材が売れたことなどから飲食料品が4カ月連続で前年を上回った一方、衣料品は春物衣料の動きが鈍く前年を15%下回りました。
百貨店・スーパーを合わせた県別の販売額は、愛媛県が151億1000万円で前年同月比マイナス3.2%、香川県が142億7000万円で前年同月比プラス2.7%、徳島県が72億1000万円で前年同月比プラス0.1%、高知県が63億5000万円で前年同月比プラス11.1%でした。