日本郵便が運転手に対して法律で定められている点呼を適切に行っていなかったとして、四国運輸局が8日、高松南郵便局に立ち入り検査をしました。
午前10時、四国運輸局の職員4人が高松市の高松南郵便局に入りました。
この問題は、日本郵便が全国約3200の郵便局を調査した結果、75%の郵便局で飲酒などを確認する点呼が適切に行われていなかったと発表したものです。
四国では集配業務を受け持つ郵便局153カ所のうち114カ所が不適切だったということです。
この問題を受けて、国土交通省は日本郵便に初めて立ち入り検査をすることにし、7日に検査を始めました。
日本郵便では「検査には全面的に協力させていただく」とコメントしています。